※当ページのリンクにはアフィリエイト広告が含まれています。
認知症は、誰にとっても年齢とともに起こりうる身近な問題です。しかし、日々の生活の中で小さな工夫を積み重ねることで、発症や進行を遅らせることは十分可能だと言われています。
最近では、「努力して頑張る予防」よりも、「楽しく自然に続けられる取り組み」が注目されています。私自身、母と一緒に楽しみながら取り組んでいる中で、家族の関わりがどれだけ大切かを実感しました。
ここでは、家族みんなで無理なくできて、脳を元気にする認知症予防をご紹介します!
目次
1. 家族との「おしゃべり」で脳が活性化!
「おしゃべりなんて普通のこと」と思うかもしれませんが、実はこれが立派な脳トレになります。
母とは毎日のように他愛もない話をしていますが、特に効果を感じたのが「昔話」。母が若い頃に働いていた会社の話や、子育ての思い出を写真を見ながら聞くと、記憶が自然と呼び起こされ、話もどんどん弾みます。
孫たちも「昔はどんな遊びをしてたの?」と興味津々。世代を超えたコミュニケーションは、脳にとって最高の刺激になります!
2. 一緒に料理・家事をする楽しみを
料理や家事は、実は脳全体を使う絶好のトレーニング。
包丁の使い方、火加減の調整、味つけのバランス…考えることがいっぱいです。
我が家では、母と一緒に献立を考えるところからスタート。買い物に行き、「今日はこれで何作ろうか?」と話しながら、料理を完成させます。特に味見タイムは盛り上がり、「ちょっと塩足りないかも!」など感想を言い合いながら、五感もフル稼働。
完成した料理をみんなで囲むと、「私もまだまだ現役ね!」と母の表情がパッと明るくなります。
3. 軽い運動も家族で取り入れよう
運動不足は認知症リスクを高める要因のひとつ。とはいえ、無理な運動は続きません。
そこで私たち家族が取り入れたのが、朝のウォーキングとラジオ体操。
一緒に近所を歩きながら、花や季節の変化を話題にするだけでも楽しいものです。
最近は、「手と足を別々に動かす脳トレ体操」も取り入れています。最初はなかなかうまくできず、みんなで大笑い。でも、「できないことを楽しむ」のが脳にはとても良い刺激になるんです。
4. ゲームやクイズで自然に脳トレ
ゲームやクイズも、楽しく脳を鍛えるツールです。
休日には、家族でトランプやかるた、簡単なボードゲームで盛り上がります。
母が得意なのは「百人一首」。最初は忘れていた句も、読み札を聞くと「あっ、知ってる!」と笑顔に。懐かしい記憶が蘇る瞬間は、私たちにとっても嬉しいひとときです。
最近では、スマートフォンの簡単な脳トレアプリにも挑戦。「これ難しいわねぇ」と言いながら、負けず嫌いな母がつい夢中になっています。
5. 「役割」を持つことが、心にも脳にもプラス
認知症予防において、脳への刺激だけでなく、「自分が必要とされている」と感じることもとても大切です。
母には、郵便物の仕分けや家族宛の伝言メモを書いてもらう役割をお願いしています。
「ありがとう、助かったよ!」と感謝の言葉をかけると、母の表情が誇らしげに。
また、「昔のお正月の遊び、教えて!」と知識を教えてもらう機会も作っています。頼られることで、自然と自信が湧き、毎日が活き活きしてくるのがわかります。
まとめ:小さな楽しみの積み重ねが、未来を変える
認知症予防は、何か特別なことを始める必要はありません。
大切なのは、「小さな楽しい」を家族みんなで積み重ねることです。
無理をせず、日常の中で自然に脳を動かし、笑い合う時間を持つこと。
それが、心にも脳にも最高の栄養になります。
ぜひ今日から、気軽にできることを一つ、家族で始めてみてくださいね!
コメント